ユトレヒトのベーシックインカムが羨ましい

オランダ第4の都市ユトレヒトでベーシックインカムの実験が始まります。

ベーシックインカムとは、政府が国民に対して、「最低限の生活に必要なお金」を無条件で支給する制度です。
かつてカナダのドーファンという町で実験されたことがありますが、本格的な実施はされていません。

ユトレヒトの実験結果が良好であれば、世界中に広がって欲しいと考えています。
ちなみに金額は単身者が約12万円、妻帯者は約18万円というなかなかの金額です。

特に気になるのが、働く人が減少して、経済が立ち行かなくなること。
また、3K(きつい汚い危険)と呼ばれる仕事の引き受けてがいなくなること。
財源は言うまでもないので、シラネ。

そういう問題はあれども、ベーシックインカムによっていろいろな問題が解決するので、日本のような国にはぴったりではないかと。

まず、ベーシックインカムを配る代わりに、国民年金や生活保護が不要となります。

世代間による年金格差や生活保護受給者に対する攻撃といった、いわば恨みや妬みを発端とする対立がなくなります。
特に生活保護は面倒な手続きであったり、審査や不正受給といった問題がなくなりますし、失業保険などの制度も不要になるので公務員のスリム化にも貢献するでしょう。これで財源問題が解決するかは謎ですが。

また、日本における労働問題の多くが解決します。

最低限の収入があるため、それを繋ぎに生活できるため、意に沿わない仕事を続ける必要がありません。

・ブラック企業は当然人手不足でつぶれるか、待遇改善を行うことでしょう。
・農業や酪農などのそれだけでは収入的に生活が難しいものもやりたい人はベーシックインカムで補いつつやるでしょう。今は老人が年金でやっているように。
・パワハラやセクハラを受けたら、我慢することなくさっさと辞めることができます。
・フルタイムで働かずに週3だけなど、ワークシェアリングも進むでしょう。

サービス残業は、好きな人がやってしまい、なくならない気がしますが・・・。
人の流動性が上がるはずなので、今のように新卒一辺倒で再就職が難しい、特に40歳超えたら、人生オワタ、という状況にはならないでしょう。

他にもいろいろ考えられますね。

・子供がいじめにあったら、すぐに転校させられる。
・親が介護が必要になっても、一旦仕事を辞めればいい。
・大都市への一極集中ではなく、どこにだって住むことができる。
・芸術や音楽などに打ち込むことができる。

もっとも大きいのは、ゆる~く生きられることでしょうか。
最低限の収入がある安心感で、何があってもそこまで思いつめることもありませんし、他人を妬むこともなくなるのでは?

現にカナダのドーファンの実験ではメンタルヘルス関連は大いに改善したそうです。
日本のような息苦しい国にこそ必要な制度だと思います!頭が固い人からの反対もすごく多そうだけど・・・。

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