偏差値50以下の中学受験の実態

親戚の子が今年中学受験をして、偏差値40台の私立中学校に入学しました。

それなら公立校に行った方がいいのでは?と思うのですが、私のような田舎者には想像できない何かがあるのでしょう。

そもそも田舎には私立中学という選択肢がなかったので、いまいちイメージできないのですが、首都圏だと荒れてる地域だったり、教育水準だったりで私立を選ぶこともあるはずです。

イジメられているのでどうしてもそのまま公立には行かせたくない以外の理由が思いつかなかったので、どういう理由で入学するのかな?と調べてみると、2ちゃんねるに『偏差値50未満の中学受験』というスレッドがありました。

そこに書かれていた一例

  1. 偏差値は低いけど、特色があって公立ではない教育をやっている。
  2. 大学への進学を見ると、GMARCHや医学部に進学している人もいるので大丈夫だ。
  3. このままでは高校卒業も危なく、中卒にしたくないからあえて中高一貫の私立に行く。

1はわかります。

2はそれって特進科とかがあるのでは?とツッコミいれてみる。

問題は3です。え、え、え?そんなレベルなの!?

偏差値40台の私立中学の実態

ここからは親戚Bの子供の勉強(英語)を見てあげて、話を聞いたところの実態をお話しします。中学受験に悩んでいる親御さんは一読ください。

ただし、とある私立中学校の話なのでこれがすべてではありません。

・小テストがない

英語ってやはり違う国の言語なので、覚えなければいけないことだらけです。自分が中学生の時は定期的に小テストがあるからこまめに覚えていた気がします。

それがないので、やる子とやらない子の差が激しくつきますが、これって教師の手抜きでしょうか?

・中間、期末テストが簡単すぎる

簡単すぎというよりも問題が事前にほぼわかっていると言った方がいいでしょうか。

教科書とは別にテスト前に配られたプリントから、何の手を加えることもなく、そっくりそのまま試験に出ていました。

このプリントだけやっておけば100点じゃないか…。

・採点ミスが異常に多い

1枚のテストの中に2つも採点ミスがありました。単なる選択式で埋めるだけの問題ですよ?

しかも、ちょっと間違えたとかじゃないレベルの採点ミスなので、本気で教師がわかっていないんじゃないかと心配になります。

教師の質が疑問視されますね。

・英検やればいいってもんじゃない

英検の5級って、英語に興味を持ってもらうものだと思っているんですよね。だから、落ちるわけないと。

問題だって、記述があるわけでもないし、選択式だからスペルも覚えなくていいし…。自分で受けようという意思がある子は落ちるわけないんですよね。

でも、この学校は全員受験させた挙句、結構な割合で落ちているとか…。英検五級って合格率85%くらいなのですが、落ちる15%というのはこういう場所にいるんですね。

やはり合格したい、英語に興味があるという意識がない生徒に受けさせても意味がないし、それを抜きにしてもちゃんと勉強していれば落ちるわけのない試験に落ちる生徒が一定数いることが問題です。

相当レベル低いよ…、コレ。

偏差値40台の私立中学がヤバイ点

この結果を見て思ったことが、似たようなレベルの生徒ばかりという問題点です。

同じような学力(低め)で、同じような家庭環境(ある程度収入はある)で、同じような性質(まじめ)で固まる怖さ。

周りも全員勉強しているから、勉強するのが当たり前、成績優秀な子がまっとうに評価される、というのが進学校の良い点とするなら、この学校は逆です。

  • テストで悪い点を取っても周りも悪いから気にならない。
  • そもそもその学校で優秀でも、世間全体からしたら平均以下。
  • その状態に気づかないまま、大学受験を迎える。

いまだに親はGMARCHなどと言っているのですが、とても無理です。むしろGMARCHに失礼だから謝った方がいいレベルです。

あと、学力が総じて低いのを引き上げたいからか、特待生などがいたりしますが、その子たちの授業料まで負担させられると思うと、なんだかなあ、って気持ちになります

まとめ

公立中学だと多様性があります。トップの進学校に進む子、平均的な子、ヤンキー、金持ち、貧乏などなど。

成績についてもその中で客観的な位置がわかるもの。優秀な子に刺激を受けて、勉強に目覚めるかもしれないし、悪い子に引きずられて遊びほうけるかもしれません。

親が心配する気持ちもわかりますが、ちゃんと育てていればおかしな道には行かないし、一時的に行ってしまっても戻ってきます。

お金の面でもその学校は年間100万円もの授業料やその他費用に見合う投資でしょうか?

私だったらその金額をもっと別のことに使いたいです。

例えば、旅行に行って海外を見せてあげたり、将来、やりたいことがあって援助してほしいと言い出した時のために貯めておくとか。

私だっていわゆる御三家(麻布、開成、武蔵、女子だと桜蔭、女子学院、雙葉)だったり、早稲田慶應に合格したのなら、妻に働いてもらってでも無理しちゃいますけどね。

同じような生徒ばかりの中で、ぬるま湯につかった生活をこの先6年も送るのかと思うと、なんでしょう…グレたりするわけでもなく、いわゆるまじめ系クズになりそう…。

親戚だけに将来が心配です。

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コメント

  1. ぱぱ より:

    中学受験の偏差値は、高校受験のそれとは異なりますよ。
    +10.女子校なら+15位すると、高校受験の偏差値相当になるのです。
    受験生の母体が、中学受験と高校受験では、異なるからです。
    また、6年間の一環教育のおかげで、40代の偏差値の学校から、GMARCHあたりであれば、合格する可能性は充分あります。
    同じ能力のお子さんが、公立コースを進まれるよりは、6年間一環教育により、大学受験準備を早くから準備することで、で良い結果を出す可能性は高いですよ。
    偏差値が50以下であっても、行く価値のある面倒見の良い学校は沢山あると思います。

  2. GSU より:

    ぱぱさん、コメントありがとうございます。
    おっしゃるとおりで、1年経って見方が変わってきました。
    なかなか難しい問題もやっているようですし、進み方も早いようです。

    何より本人が学校を楽しんでいるので、良かったかなと思います。どうも気を抜きすぎではありますが・・・。

  3. これもまた一例 より:

    下位校ほど必死になって生徒のキャパを超えたオーバースペックカリキュラムを展開するものだと思っていましたが意外な話ですね。

    私の周りにも該当中学に進学された方はおり、以下事実のみ列挙します。どう捉えるかは見る方にお任せします。
    偏差値は初回のものですが、どの難易度の回で受かったかまではわかりません。

    1)近所のN35(多数)、本人の学校の成績は中の中〜下の上まで
    個別半年、小規模集団塾一年、独学まで色々
    大学付属、高校募集と特進クラスあり

    2)N48、学校の成績上の下、大手集団塾三年間
    高入と特進無、1/5が早慶国公立に現役進学

    3)N42、学校の成績中の上?、個別塾二年間
    高入有、特進無、MARCH指定校推薦枠有

    4)N32、学校の成績中の中、個別数ヶ月
    高校募集が主流、附属の大学・短大無し

    上記全てにおいて、小テストたくさん
    特に1,3,4は、入ってからの方が勉強し(させられ)ている(笑)、と親御さん談
    おっとりした性格の子ばかり=見るからに公立で内申点は取れなさそう

    なお大学受験の結果が出ているのは4)のみで、文教大(学部不明)に現役進学。

  4. GSU より:

    これもまた一例さん、コメントありがとうございます。
    いろいろなサンプルありがとうございました。
    入ってから勉強させられるのは良いですね。自分でやらない子もやらざるを得ない環境にするのは有りかと思います。

    うちの親戚は部活が忙しくて全然勉強していません。公立とテストの日程もずれているからか、中間や期末試験の前日にも試合などが組まれていたり・・・。勉強面では期待できないようです。

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