土日の楽しみというと11時からNHK BSで放送している『にっぽん縦断 こころ旅』です。
俳優の火野正平さんが視聴者の思い出の場所を自転車で訪ねる、という見る人にとっては何がおもしろいのかわからない番組です。
若い人は見てもつまんないかもしれません。
私は他人がどういう人生を歩んできたのか、にすごく興味があります。なので、出身地だったり、そこがどういうところなのか、知りたいことは山のようにあります。
この番組では、忘れられないこころの風景を視聴者が手紙にしたためています。
その手紙がどれもいい!
風景そのものはたいしたことがなくても、そのときの心情が思い浮かぶ手紙が多いわけです。
その手紙を読み上げた火野さんが自転車で到着した後、またもう一度同じ手紙を読むとき、最初とちがって何か感じるものがありますね。
他にも見所は、食堂に飛び込んでの食事のシーンと若いきれいな女性を見つけたら追いかける姿です。
興味があれば見てみてください。
さて、振り返って自分のこころの風景はどこだろうか?と考えます。
出身地のド田舎の風景や川、海?
学生時代にそれこそ自転車で旅して感動した日本海?
ズバリここ!というところが定まりません。
そういうのが答えられない人生というのは、今までの人生が面白みにかけているということなのかなあ?
お手紙の差出人はたまに若い人もいますが、たいていは50代以上の方です。
自分ももう少し人生を重ねれば、こころの風景がはっきりするかもしれません。
忘れられないくらいの大切な場所・・・あなたにはそんな風景がありますか?
とうちゃこ!