世代間のおごり 人生の先輩から

今は昔のことですが、学生時代に先輩からご馳走してもらうというか、おごってもらうことがよくありました。

申し訳ないなあ、いつか恩返ししないと、などと思ったりしていました。

そんな時に言われたのが、「先輩から後輩におごるのは当たり前。恩返しと思うなら、それは次の後輩におごってあげてくれ。そうやって上から下へ伝統は続いていくから」

そういう考え方もあるのか、とハッとして感激したものです。まだ20歳そこそこなのに大人だな、と思いました。かたや自分はなんとガキなんだろう・・・と。

同じ経験をしたことがある人も多いようなので、一般的な言葉なのかもしれませんね。もっとも昭和の色が残っている時代の話ですけど。

 

情けは人の為ならず、という言葉があります。情けをかけるのは人のためにならない、と勘違いして誤用されることが多い言葉です。

本来の意味は、人に情けをかけるのは、その人のためになるばかりでなく、やがてはめぐりめぐって自分に返ってくる。人には親切にせよという教え。

英語でも「Pay it forward」という言葉がありますね。

 

これって何も先輩後輩の関係でなくても、困っている人がいたら親切にしてあげることは良いことだと思います。親切にされた方は意外と覚えていて、恩返しをしないとと思っているからです。

実家へ帰省する際にあった話ですが、電車で隣に座ったおじいさんが車内販売でアイスクリームを買うときに、「隣のお兄ちゃんの分も!」と奢ってもらったことをずっと覚えています。

食べ物に釣られやすいのでしょうか、私?

いずれにせよこれからの日本は貧しくなっていくでしょう。今もすでに昔より貧しくなっていると思います。

バブル期の凄さは噂でしか聞いたことがありませんが、バブル崩壊後の時代でもまだ先輩に奢ってもらうという文化が残っていました。今の若者はどうだかわかりませんが、割り勘が当たり前みたいですからそういうのは減っているのでしょう。単なる想像かもしれませんが、無い袖は振れませんからね。

貧しくなったら、助け合いが必要になりますし、意外とオゴリというものも復活してくるかもしれませんね。私も困っている若い子がいたら助けたいです。けっしてパパ活ではありませんw。

 

ところで、先日、これとまるで逆の構図を目にしました。

「あ、この飲み代後輩にツケといて。ダイジョウブ、俺たちも今まで先輩の分払ってきたんだから」

「部費だけど後輩の分だけ値上げしといて。オレ?俺たちの分はいいんだよ。むしろ安くしちゃおうぜ」

何かおわかりでしょうか?そうです、現代の日本社会です!年金とか消費税とか・・・。

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