少し前に流行った話ですが、イギリス人が日本人はかなりバカじゃないかと唱えた仮説があります。
イギリス人同僚に「日本人はかなりバカじゃないか仮説」を真顔で説かれた。①政治家及び国のトップが政治不得意。国民も政治を知らない。②5年以上言語を学んでも悲しいくらい話せない(要は英語)③大概の人が残業をしないと仕事を終わらせられない。マネジメント能力皆無。よって、休暇も取れない— ちゃんミーちゃん (@misaki_0809) 2012, 4月 18
さて、これを見てどう感じましたか?
そんなことない!おまえも日本語話せないだろう!と憤慨するか、
痛いところ突かれたなあ、と受け入れるか。
私はほぼ同意です。
これを思い出したきっかけが、安倍総理。
一国の首相が予算委員会で「日教組!日教組!」と野次を飛ばす国ですから。首相が小学生レベルというのは終わっています。
せっかくですので、他の2点についても。
②の英語も6年以上も勉強して、もちろん私も話せません。
しかし、考えてみると、学校教育だけで話せるようになる人は、ほぼいないと思います。話せるようにならない語学って意味ないですよね。
社会人になってから、独学で覚えた方がマシ、というのはいただけません。もちろん6年間も勉強してきた下地があるから独学ができるんですけど。
そして、50年以上も改善することなく放置しているというのも驚きです。
さて、サラリーマンにとって死活問題なのは③です。
マネジメント能力があっても、職場の空気で帰れないというのもあるので、これだけは同意できません。休暇が取れないのも、みんな取らないから取りづらいというのがほとんどでしょう。
右へならえの国ですから、みんなが取れば取りますよ。
これも、まず定時に帰るという当たり前のことを無責任にも放置しているのが問題でしょう。企業にとっては当然その方が都合がいいので、なかなか解決はされそうにないですね。
しかし、こんな当たり前のことを放置するから、マタハラなんて問題も起こるんだと思います。産休を取ると、他の社員にしわ寄せがいき、残業、長時間労働、許せない!となるんではないでしょうか。
考えてみると、日本がイノベーションを起こしたという事例を知りません。
アメリカが考えた製品の機能をアップさせているだけ。それも単に労働時間の長さでカバーしているだけに感じます。
さて、日本人は実はバカなんでしょうかね?