いつ自分がその立場に置かれるかもわからず、やたらと他人を批判する風潮がありますね。
もっともわかりやすいのは、生活保護です。
生活保護を貰っている奴は人間のクズ!的な意見をよく聞きます。
まあ、マスコミも動員して、そういう世論を醸し出しているのだから当然ですが。
でも、ちょっと待ってください。
あなたは絶対に病気にならないですか?
突然、介護をしなければなからなくなったり、障害を負ったりしませんか?
明日は我が身ですよ。
そんなことより非難すべきは、不正受給だったり、貧困ビジネスだったり、外国人への至急だったり・・・。
いろいろとあるはずです。
短絡的に生活保護=悪と決め付けるのはどうかと。
それに自分の税金が使われているのが許せん!と猛烈に批判している人って、どちらかというと低所得者に多いです。
わずかな収入からも税金や社会保険を取られ、さらにそれが他人に使われるのは許せない、というその怒りはもっともなんですが、そういう風に誘導され、本質に目が行かないようにされていますよね。
中国が日本バッシングをしているのと、まったく同じこと。
そんなのに乗せられて、けしからんから減額せよ!と厳しくすると、自分がその立場になったときにしっぺ返しを食う可能性があります。
それよりも真っ当に運用し、不正受給はなくすこと、医療費が無限にタダというような過剰な弱者保護利権をなくしていく方向に熱意を向けた方が良さそうです。