先日、老人の自動車事故を目撃しましたが、恐ろしすぎました。
まず状況説明すると、私の車の前に軽トラが走っていました。四葉の高齢者マーク付の軽自動車です。
ちょうど道路工事をしていたので、片側相互通行になっていたのですが、警備員の制止にも止まらず、ゆるゆると前進・・・。最終的に警備員が手で押さえつけて止めていました。危うく轢いてしまうのではないかとハラハラです。
そこはなんとか乗り切ったものの、交差点で明らかに車が曲がってきているのに、軽トラはかまわず突進し、あえなく衝突!車道から弾き出され、歩道に乗り上げていました。
軽トラからゆるゆると下りてきたのは、見た目90歳くらいではなかろうかという老人・・・。モウロクという言葉がぴったりな感じです。幸い命には別状なさそうでした。
恐ろしいのは後ろから見ていて、絶対事故りそう・・・と思うくらいの危ない運転なのに、クルマに乗っていることです。その結果、予想通り事故りました。本人は危険運転をしているという自覚がないからなのでしょう。
さて、最近、自動車保険が値上がり傾向にあります。それは高齢者ドライバーが増えて、交通事故が増加しているからです。高齢化社会の影響はこんなところにも及んでいます。
昔は若者の方が無謀な運転をして事故を起こす可能性が高いものでしたが、今は高齢者の方が危険なんですね。そもそも若者は車に乗らない人も多いですし。
老人のせいで全体の保険料が上昇するのは納得できないと、制度がどんどん変わっていくでしょう。
今でも優良ドライバーは保険料が安くなる仕組みですが、今後はもっと踏み込んで老人で事故を起こしたら保険への加入が断られるくらいの対策が必要になると思います。それはそれで無保険者が増えて怖いですが・・・。
公共交通機関の整備も必要ですし、いろいろと難しい問題ですが、私が老人になる頃にはどちらにせよ制度が維持できないでしょうから、今から対策を考えておくことが必要でしょうね。