海外旅行に行く予定があり、旅行代理店を訪問して思ったこと。
旅行代理店というとやはり駅前の一等地などに立地しているJTBなどに目が行きがちです。
私も今までほとんどがJTB・・・特にこだわりがあるわけではなく、単に便利、有名だからという思考停止的選択でした。
店先には豪華なパンフレットがこれでもかというくらいに置いてあり、国内旅行はもとより、アジア、ヨーロッパ、ハワイなど店頭に置ききれないほどに並んでいます。
冊子も分厚く、カラーで豪華。勝手に貰っていっても店員が出てくるわけでもないので、いらないものまで貰い放題です。
ところがです。
ネットで調べていると、H.I.S.がすごく安いではないですか。
航空会社もホテルもほぼ同じなのに、お値段で言うと10万も20万も違います。
これってどういうこと!?
気になってしまい、H.I.S.を訪問してみました。
すると、JTBとは異なり、パンフレットは安そうな紙への印刷です。藁半紙とまでは行きませんが、新聞の折り込みチラシみたいな紙です。
正直、しょぼいな・・・と思わざるをえません。
店内閲覧用のしっかりしたパンフレットがあったので見ていると、店員さんが声をかけてきました。
ちなみに、超美人なお姉さんだったいうことを蛇足ながら報告しておきます。
美人店員さんはお奨めのプランを書いたパンフ(というか紙)とパンフレットから該当のページをカラーコピーしたものをくれました。特にしつこいわけでもなく、感じが良かったです。そして、美人だったです(おまえがしつこい)。
この2社の対応が対照的です。
H.I.S.は経費が削れるところはお金をかけず、特定の航空会社やホテルとタイアップしたお勧めのプランで行って貰い、現地のオプションツアーで利益を出すなど、いろいろと努力をしているのでしょう。
かたやJTBは昔ながらの旅行代理店で、手厚い代わりに高い。客層も比較的高齢な方が多く、一度接客を始めたら長い長い。少しは考えてから来たら良いのに・・・というくらい待たされます。
どちらがいいかはその人しだいですね。
問題は一度手続きが完了したら、実際対応してくれるのは航空会社の人であったり、ホテルの人です。どこから予約したかで接客が変わるということはないでしょう。
つまり、こだわりがなければ、10万も20万も安くなる可能性が高いということ。
正直、選ぶならH.I.S.だな。
もちろん値段が安かったり、格安旅行者が多いがゆえに不愉快なこともあるでしょう。でも、そんなの短い時間だし、それで20万円は大きくない?予約が取れていないという事態にならなければいいかな。
・・・などと考えながら、分厚いパンフレットを捨てました。
実際はANAハローツアーやJALパックなどJTBじゃないところが印刷しているのかもしれないけど、旅行のパンフレットってほぼゴミになるだけだし、資源と経費の無駄ですね。