たまたま週刊SPAで見かけた記事からです。
「都心で年収700万円、郊外で年収500万円、地方で年収300万円――幸せなのはどの家庭なのか……?」という内容です。
当然、どこも一長一短があるので、結局は向き不向きです。好きに決めればいいですよね。
ちなみに、ワタクシ生まれは地方なので田舎にはあまり惹かれません。実家に帰省しても2日で飽きて帰りたくなるので、どうも向いていないようです。地方で住みたいのはせめて政令指定都市くらいからですね。具体例を挙げると、札幌市か福岡市に住んでみたい!
といっても、地方に住んでいたのは小中高までですから、働きつつ住むのなら、もしかしたらのんびりできていいのかもしれません。脱社蓄できる?しかし、田舎には雇用がないので、無理かも・・・。
郊外の街あるある
郊外といっても定義はいろいろあると思います。まあ、概ね通勤1時間以上かかるところを郊外としますね。現在、私はいわゆる郊外に住んでいます。というか、働き始めてから何回か転居していますが、郊外にしか住んだことがありません。
そんな郊外のプロ?の私がお届けする郊外あるあるです。
思ったほど家賃は安くない
これって、結局路線の人気であったり、物件の良し悪しであったりがあるので、思ったほど家賃が安くないことがあります。さすがに私鉄などの終点近くまで行くとその限りではないと思いますが・・・。
ちょい郊外の川崎市、調布市、浦安市なんて高いイメージしかありません。家賃を安くしようと思うと、さらにもう二周りくらい郊外に出ないといけませんね。そうなると、通勤時間も長くなるし、我慢が必要になります。
不人気路線だとあまり家賃が高くないこともあるので、こだわらないのなら狙い目ですね。
鉄道の始発駅は思ったほどよくない
やはり郊外の何が嫌かって、長い通勤時間です。特に満員電車にギュウギュウに閉じ込めれていると、本や新聞を読めるわけでもないし、下手をしたらスマホを見ることもできません。
そこでせめて朝はゆっくりと座って行きたいと思い住んだのが始発駅です。
ところがです。始発駅というのは得てして遠くにあります。近くの始発駅もありますが、それなら無理して座る必要もないし、効果が半減します。
つまり、周りの人も皆座るのに必死なので、醜い椅子取りゲームがあります。さらに、電車に乗るために何本か待つのも当たり前。真夏や真冬だと、何やっているんだろう?と疑問に思うこともありました。
しかし、最もつらいのは帰りです。行きはよいよい帰りはつらい。帰りは座れないにもかかわらず、遠いゆえの長旅が待っています。これはきつかったですね。
そんな郊外の駅なのに、さらに駅から徒歩20分はあろう一軒家などに住んでいる人も多く、通勤疲れがひどそうでした。若いうちは良くても40歳すぎたらつらいでしょう・・・。
やっぱりクルマは必要
郊外の街はやはり車がないと不便なことが多いです。世代的なものもありますが、社会人になり、2年目には車を購入していました。それ以来、なかなか手放せない生活になっています。
これが都心に住んでいて、駐車場代が3万円も4万円もかかるというのならあきらめもついて、マイカーを保有することもなかったでしょう。
駐車場代がそこそこでも維持費は高いので、資産運用的にはクルマはマイナスです。でも、車中泊をしながらいろんなところに出かけたりもできたので、それはそれでいい思い出です。
意外と田舎である
私は地方から都内に出てきたわけですが、トウキョーというと高層ビルが立ち並び、華やかなイメージでした。ところが、都内で最初に住んだ場所は(もちろん23区外)、高い建物などほとんどなく、一軒家やアパートばかり・・・どころか駅から程近いところに畑がありました。
極めつけは、野菜の無人販売があったことです。料金箱に100円入れて、自由に野菜を持って帰ってね、というアレです。これにはさすがに驚きました。ここ、東京都だけど、TOKYOじゃなくね?
一度は住んでみたい都心
ちなみに、やはり憧れているのは都心です。家賃が高すぎて住めないですが、一度でいいから経験したいですね。共働きのときに一度都心・・・それも山手線の内側にでも住んでおけばよかったです。
転勤になって戻ってくると社宅扱いで家賃を出してもらえるので、一度どこかに転勤にならないものか・・・。転勤から戻ってきたらぜひ都心に住んでみたいと計画しております。
しかし、どこも住めば都。この街は嫌だったという場所も特になく、どちらもそこそこいい思い出になっているので、これからもいろんな場所に住んでみたいですね。