人の行く裏に道あり花の山
相場では誰でも聞いたことがあろう有名な格言です。
しかし、これは現実世界にも当てはまり、他人と同じ行動を取っているとロクでもないことばかりです。
小さなことでは、朝の通勤電車。
ピーク時間に乗ると、ラッシュで嫌な思いをし、混んでいるため両手も自由にならず、ただ耐えるだけの苦痛の時間となります。
少し時間をずらしたり、急行には乗らないという選択肢でずいぶんと通勤も楽になります。
お昼も12時から食べに行くと、混んでいるし、時間がかかるし、そもそもお店に入れなくて食べたいものも食べられません。
これだけでも十分ですが、もっと重大なことはいくらでもあります。
ある程度の年齢になれば、クルマを買う、家を買う。
子供には習い事をさせ、塾に通わせ、中学は私立に入れる。
周りに流されるということは、考えがないということです。
他人と同じ行動を取っているのは、もっとも楽なことですし、周りからの同調圧力も強い。
何かの選択をする際には、自分にとって何が必要か、合理的か、一度立ち止まって考えてみるのもいいでしょうね。