考え・雑記

アベノミクスで買い物をやめたのは「30代」だった

今でこそ40歳になりましたが、ちょっと前までは30代だったので気持ちはよくわかります。
消費税増税で買い物をやめているのは30代だ、という記事が週刊ポストに出ていました。

内閣府のデータで、30代だけが実収入の落ち込み以上に消費支出の落ち込みが際立っているのです。

簡単にまとめると、

・30代は就職氷河期ゆえ、非正規社員や中小企業に就職したケースが多い。
・中小企業は円安の恩恵がなく、円安で物価は上がるが賃金が上昇しない。
・雇用が不安定、低収入で結婚できない。
・それゆえ、住宅、車は買わないし、子供もいないので子育て費も使わない。
・使うのはスマホやゲーム等お金がかからずコミュニケーションできるもの。

まあ、当然っちゃあ当然のよく言われていることですね。みんながみんなそうではないでしょうから、極論な気もしますけど。

本来なら最も消費が増える世代がお金を使わない、使えない深刻な事態です。

将来への不安から節約し消費を控えている、それが老人ではなく、若者だというのだから異常ですよ。

しかも、たった消費税を3%上げただけでこの状態なのに、経済協力開発機構(OECD)の事務総長は将来20%に引き上げる必要があるとわざわざ来日して話しています。

IMFもよく同じようなことを言っていますが、結局どちらも日本は大金を出資しているスポンサーなんですよね。
スポンサーに都合のいいことをリップサービスでしゃべらせ、マスコミに報道させているのだからたちが悪いです。

下手なステマというか自作自演というか・・・。

でも、そんなことを言えば言うほど悪循環です。

「消費税がさらに上がると考えれば、当然もっと消費を抑えないといけない。だから、お金のかかることはしたくない。もし給料上がっても、どうせ税金で取られちゃうんでしょ、ばかばかしい」

と、考えてしまいますよね!?

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